ストーリーとしての競争戦略_2020年4月25日【土】20:00~22:00

日程_2020年4月25日【土】_20:00~22:00

場所_zoom会議室

書籍_楠木健『ストーリーとしての競争戦略(東洋経済新聞社,2012)

参加手順_以下のfacebookのイベントページで参加表明をお願いします。管理人が確認後、ZOOM会議室のアドレスとパスワードをお送りします。

【著者】

 楠木さんは大学教授であり、実務経験はありません(と、本人が言っています)。

 純粋な学者(実務からの転職組では無い)の本(例えば、ビジョナリーカンパニー、競争の戦略等)は、「抽象的な理論」を扱ったものが多いので、ぱっと見が難解であるという欠点があります。(価値があることは当然なのですが・・)

 この本の扱うテーマ自体は正に「抽象的な理論」であり、ボリュームもヤバい(500頁)ですが、圧倒的な「読み物としての面白さ」にあふれていると思います。

【概要】

 概要は、前書きの、「優れた戦略とは思わず人に話したくなるような面白いストーリー」に集約されます。

 各社の戦略ストーリーを、ストーリーの「強さ」「太さ」「長さ」「キラーパス」等の視点で読み解いていく展開が、正に「目からうろこ」です。

【好きなところ】

 たくさんありますが、一番は、「抽象化で本質を掴む」というくだりでしょうか? 

 楠木さんは、「抽象化【冷凍】と具体化【解凍】を繰り返すことで物事の本質が見えてくる」と述べます。

 これは、直ぐに使えそうな「マニュアル」「ノウハウ」に頼りがちな私たちに対する「天の声」だと思います。





0コメント

  • 1000 / 1000

Web読書会_新芽会